ガン免疫療法の特徴
ガンの免疫療法にも種類があり、「心理療法による免疫療法」、「免疫賦活剤による免疫療法」、「サイトカインによる免疫療法」、「抗体を用いた免疫療法」、「ワクチンによる免疫療法」などがありますが、前項でも挙げた「健康食品による免疫療法」は、普段身近にある食材を使うので、試す人も特に増えているようです。
免疫力を高める食品を積極的に摂取することは、日頃からのガンの予防という面からもいいことだと思います。
免疫療法は、人間のもつ自然の免疫力（治癒力)を強化することで病気を治療することで、化学療法などによる副作用に対する反省もあるようです。
実際のガン治療でも既に成果を挙げており、健康食品による免疫強化は理に適っていることが証明されています。
免疫機能を強化・調整する成分としては、牛の初乳、鶏卵などに多く含まれている「トランスファーファクター」（抗がん作用、ＮＫ細胞の活性、抗ウイルス作用、抗アレルギー作用、抗高血圧作用など）、アガリクス（姫マツタケ）、鹿角霊芝、ハナビラタケ、シイタケ、マイタケ、メシマコブ、マツタケなどに含まれている「ベータグルカン」（免疫力の強化、抗がん作用、マクロファージの活性化など）、各種ハーブ、各種健康食品に含まれている「エチナセア」（免疫力の回復、抗がん作用、抗殺菌作用、インターフェロンと似た働きなど）がもてはやされていますが、昆布、メカブ、モズクなどの海草類に含まれている成分となる「フコイダン」も外すわけにはいきません。
この成分は免疫力の強化、抗がん作用、抗高血圧作用、抗コレステロール作用などが期待されています。昆布には他の有効成分も含まれており、最近では特に注目の健康食材とされています。